Orange pekoe

orange pekoe（オレンジ・ペコー）

概要

orange pekoe（オレンジ・ペコー）は、1998年に結成された日本の音楽ユニットで、神戸市出身のナガシマトモコと、宝塚市出身の藤本一馬から成ります。この二人は関西学院大学の軽音楽部で出会い、後に関西のライブハウスやカフェで活動を開始しました。2001年4月にはミニアルバム『orangepekoe』でインディーズデビューを果たし、2002年4月にはシングル『Happy Valley』でメジャーデビューを果たしました。この曲は多くのFM局でヘヴィー・ローテーションされ、彼らの名は瞬く間に広まりました。

メンバー

• - ナガシマトモコ

- 生年月日: 1979年6月2日
- 出身地: 兵庫県神戸市
- 担当: ヴォーカル、作詞
- 学歴: 親和女子中学校・高等学校卒業

• - 藤本一馬

- 生年月日: 1979年7月13日
- 出身地: 兵庫県宝塚市
- 担当: ギター、作曲、アレンジ、プログラミング
- 学歴: 三田学園中学校・高等学校卒業

音楽性と活動

orange pekoeの音楽スタイルは、ジャズやブラジル音楽、ソウルなど多岐にわたります。その独自のセンスで昇華された音楽は、聴く人々を惹きつけてやみません。すべての作詞はナガシマトモコが手掛け、ほぼ全ての作曲とアレンジは藤本一馬が担当しています。彼らはデビュー当初から、自らの音楽を自らの手でプロデュースし続けています。

また、ライブパフォーマンスにおいても、多様な編成を試みており、デュオ編成からビッグバンド編成まで、さまざまなスタイルで観客を楽しませています。国内外での活動も活発で、アジアやニューヨークにおける公演も行ってきました。

ディスコグラフィ

orange pekoeは、これまでに合計7枚のオリジナルアルバムをリリースしており、その他にビッグバンドオーケストラとのコラボ作品やDVDも発表しています。彼らのデビューアルバム「Organic Plastic Music」は30万枚以上の売上を記録し、「日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」など多くの賞を受賞しました。

近年の活動

2016年からはアメリカのニューヨークとロサンゼルスを拠点に活動を展開し、2019年には日本に帰国して活動を再開しました。また、結成20周年を迎えた際にはベストアナログ盤『orange pekoe Best Album SUN & MOON』をリリースし、新たな章を刻みました。メンバーはそれぞれソロ活動も行い、藤本一馬はギタリストとしてのキャリアを築き、ナガシマトモコもソロプロジェクト『Nia』のアルバムを発表しています。

主要なライブ活動

orange pekoeは数多くのワンマンライブやイベントを開催してきました。特に2003年からの「Modern Lights Tour」や、2012年の「orange pekoe with the Big Band」など、様々なスタイルのパフォーマンスがファンを魅了しました。彼らの活動は、音楽業界においても高く評価され続けており、幅広いリスナーに支持されています。

結論

orange pekoeはその独特な音楽性と情熱で多くのファンを虜にするユニットです。これからも彼らの活動から目が離せません。

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